メタルの神に忠誠を誓う……(KEEP THE METAL FAITH ALIVE 改正版)
こんにちは
入院中は携帯でしか書き込みできなかったからパソコンからはどうなってるのかなと思ってチラッと見てみたのですが…
なんか…見づらいな…
話はさておき、以前、「JUDAS PRIEST」のライブレポートを記しました
こないだ久しぶりに見返したのですが……
とにかく
恥ずかしい
こんなにも陳腐だったのか、昔の俺の文章能力はと、恥ずかしい気持ちと悔しい気持ちでいっぱいになりました
こんなんでJUDAS PRIESTのライブを語っていたなんて、恥ずかしい通り過ぎて謝るしかありません
ということで、今回「JUDAS PRIEST」のライブレポートを書き直しました
まだまだチンケな文章だとは思いますが、時間をかけて自分の納得できる文章が書けたので、再度ご覧頂ければ幸いです
では、参ります
ヘヴィメタル・シーンの中核を成し、(彼らの楽曲のタイトルを基に)”METAL GODS”と呼ばれるほどの存在である「JUDAS PRIEST」の大阪公演へ参戦した
前回の広島公演は行けず、後悔の夜をいくつ過ごしただろうか・・・・やっと、雪辱を果たす時がきました。
しかし今回の日本ツアーに広島はなく、祝日も東京のみ。
そんな社会人の俺がとった手段はただ一つ・・・有給
社会人ってこういった所が素敵ね(勿論いつでも取れるわけはないのだが)
そして来るべき(2008年)9月26日金曜日
たまった仕事をピョンピョンで終え、有給を無事にとれた俺は広島から大阪フェスティバルホールへ挑んだ。
会場に見えるは、おっさん、おっさん、おばはん、おっさん、おっさん、若者、おっさん、おばさん、おっさん、おっさんの割合。
そして誰もが着るはメタルの制服とも言える、メタルバンドの黒シャツ。(メタルバンドのライブでは普段着で行くと逆に浮くので注意)
なかには今やほぼ絶滅奇種のデニム・ワッペン・アンド・レザーの方(文字だけじゃよくわからん人はググってね)や
ヴォーカルのロブ・ハルフォードのコスプレまで、気合いの入った野郎どもばかり。
もう俺は君たち全員とお友達になりたいくらいだ
グッズは、最新アルバム「Nostradamus」をイメージしたものや、過去の名作アルバムをイメージしたものなど、割と充実してました。(もうちょっとツアー日程のあるものが多くあってほしかったが…)
俺の席は前から三列目(!!!)のド右端
どでかいアンプがドーンと突っ立ってるので邪魔にならないかなと不安に思いながらも、開演は着実に近づく
自然に、緊張する。
自分もバンドとして何度かステージに上がった事はあるが、その時よりも緊張してしまう
そして
暗転
幕が外れ、現れるは最新アルバム「Nostradamus」をイメージした豪華セット。
流れるSEは最新アルバムから「Dawn of Creation 」。
そして
Drumsのスコット・トラヴィスが現れ、周りは大歓声がつつむが・・・
案の定
アンプが邪魔で全く見えない。
泣きそうになった俺を励ましてくれたのはベースのイアン・ヒルに、K.K.ダウニングとグレン・ティプトンのバンドの柱とも言える鉄壁ツインギターコンビの登場
俺も遅れて盛り上がる。
生ける伝説を生で見れている事を実感。そして、とうとう最新アルバムから一曲目の 「Prophecy」が流れ始めると…
降臨
”METAL GOD”
Rob Halford(ロブ・ハルフォード )
彼(ら)がステージセットの上の段から煙と共に現れた瞬間、彼(ら)が何故”METAL GOD(S)”と呼ばれるかがわかったような気がした。
衣装も(真っ黒い着物のみたいな感じなのに)どこか神々しく感じる
例えるならメタル界の教祖様だ(魔法使いのような杖も持ってた)
凄まじきオーラに圧倒され、おもわず「おぉぉ」と唸ってしまった
心拍数は既にピークだ
しかし、それよりも彼のヴォーカルの強力な存在感もはやひれ伏すしかないほどのド迫力だ。(前回の日本ツアーはDVDをみる限り不調だったが、今回はかなり調子がいいみたいだ)
出てきて直ぐに「アイアムァダァークネェェエエエエス!」なんて叫んだものだから余計にそう感じたのかもしれない
とにかく凄まじかった。
そのまま2曲目「METAL GODS」(文字通りの名曲)に移る
パッと聴いただけだと派手さやインパクトのないシンプルな楽曲に感じるが、何故かこう、神々しさや威厳を感じずにはいられない不思議な曲だ
重々しいリフが会場を支配する
なんと心地よいのだろう
ヘヴィメタルこそ、俺の在るべき居場所だ
K.Kとグレンがギターを武器に我々をあおりに煽る。
なんて罪な野郎共だ、煽らなくても充分に興奮しているというのに
そしてロブ・ハルフォードはまるで機械のようにドスン、ドスンと行進し我々を魅了する。
鳥肌が立ちっぱなしだ。
興奮に包まれた後は「Eat Me Alive」となかなかレアな選曲を披露
ロブはバンダナを被って登場。妙に似合っててかっこいい。
しかもサングラスを外し、タレ目で(スヌーピーに似てる)お茶目なしぐさをしでかすロブは妙にかわいい。
二面性恐るべしである。
個人的に大好きな「Between the Hammer And The Anvil」ではツインギターリフ ・ツインギターソロ等と言ったシンプルに見えて中々凝った展開(歌メロなんか客観的に聴いたらどう考えても単調なのにここまでかっこよく聴こえるのは何故だろう?)が気持ちいい。何処までもソリッドでシャープ、余計なもの全てを絞り取った体脂肪ゼロのメタリックアンセムだ。この曲は彼らの代表曲に埋もれがちだが、彼らさしさを出しつつ若いファンにもアピールできるような新たな魅力も詰まっている
というか、彼らの楽曲に時代など関係ない
良いものはいつ聴いても良い、時代が変わろうとも彼らの素晴らしさは永遠だ
アーティストとして時代を超越する力の持った作品を作る事は誇らしい事だ
この曲を肌で感じながら、そう感じた次第だ
歌詞も良い。「Storm warning But there's no fear」(嵐がやってくる、しかし恐れることはない)
そう、METAL GODSがいる限り、俺たちに”ヘヴィ・メタル・マニアックス”(ロブが我々を指してこう呼んでくれた)恐れるものは何もないのだ。
続く「Devil's Child」はリフの生み出すグルーヴ感が面白かった
ライブ映えする曲である
そして、ロブ・ハルフォードは言う。
「Breaking The WHAT!????」
我々は待ってましたと言わんばかりに叫ぶ
「LOOOOOOOOOOW!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう、俺がJUDAS PRIESTに陶酔するきっかけとなった「Breaking the Law 」が幕を開けた。
ギターソロの無い非常にシンプルでわかりやすい曲なのだが、だからこそ俺がJUDAS PRIESTの全楽曲これが一番だと思えるのかも知れない
やみつきになるのだ
最近、ギターソロのないニューメタル(Slipknot等)が流行っている。俺もニューメタルは嫌いじゃないが、どうしてもニューメタルのファンは「ギターソロは古い」とか「ダサい」と言う考え(自分がギターソロが弾けない実力しかない事を正当化しているようにしか見えない)に陥りがちだ。またその逆も然りである。
はっきり言えばギターソロは楽曲を引き立てる「手段」の一つに過ぎないのだ。 スリリングなギターソロによって楽曲が魅力的になるのも確かである。「Breaking the Law 」はその逆で、元々ギターソロのあった曲らしいが、無くしてみると更にクールに仕上ったと言う
ギターソロが有ろうが無かろうが、結果として素晴らしい楽曲が出来上がりさえすればそれで良いと俺は思う
この楽曲に秘められたシンプルかつ癖になる最高のリフに、サビでは「Breaking the Law!!Breaking the Law!!!」と皆で力強く叫ぶ
もともと短い曲だが、更に短く感じたのは紛れもない至福の瞬間だったからだろう
盛り上がりもこの曲だけは半端なかった。
続く「Hell Patrol」ではイントロのドラミングに痺れる。スコット・トラヴィスの見せ場である(殆ど見えなかったけど)
勇壮な曲調に乗せて
コンパクトかつ劇的に組み立てられた構成は見事だ
徐々に盛り上がりを見せる歌メロも良い
最新アルバムからの「Death 」ではまるで皇帝のように椅子に座りながらステージ前方からロブが突如現る
CDで聴いててあまりピンとこなかった曲だが、やはりライブは別物というか、構成の面白さに圧倒される。
続く「Angel」もそうだった。切ないメロディーが涙腺を誘う・・・・(ライブだと涙もろくなってしまうのは何故…)
因みにその逆は「Dissident Aggressor 」で、この曲はサビのハイトーン部分が変態的要素を増加させていて素晴らしいのだが、年のせいかほとんどをきちんと歌えていなかったので、(もともと大好きな分)少々がっかりでした。
しかしその後は「JUDAS PRIEST」が全世界を制覇した「The Hellion /Electric Eye」が放たれた
「The Hellion」部分はこれこそまさにメタルの様式美といわれるものの極致ではないのだろうか。生で体感してその思いは強くなった
そして勢いよく繰り出す「Electric Eye」の金属的なギターフレーズやギターリフに思わず頭が反応する
「JUDAS PRIEST」なりのヘヴィメタルの在り方を遺憾なく見せつけた楽曲である
この曲はCDを聞くたびに鳥肌ものでしたが、生で体感した時のこの快感はなにものにも代え難いものだ(あえて例えるなら○慰終了後の感覚)
The Hellion部分がテープだろうが関係ないです。流れた瞬間、発狂してしまいました(まわりの人ごめんなさい)。メタルといえばこの曲。
「Rock Hard, Ride Free」ではイントロのミステリアスな雰囲気かつ美麗なギターフレーズに加え、交互に繰り広げる歌メロとギターリフ、そしてツインリードのユニゾンがどこまでもメロディアスで素晴らしい
思わず拳を突き上げたくなるサビの高音部分は、やはりやや失速するも彼らのファンで良かったと心から実感出来る程の優れた楽曲だと改めて実感した
続くは空耳でお馴染みの「Sinner」
全体的にハード・プログレ的な展開なのだが、メタルを感じさせる格好いいギターフレーズも次々と出てくる。
ツインギターソロは短いがインパクト絶大だ。
そして(見えないが確かに聞こえる)耳馴染んだあのドラムフレーズでスコット・トラヴィスがあおりに煽りまくる。
始まるはJUDAS PREASTの代表曲「Painkiller 」だ
変形ギターソロ、超絶ハイトーン、緻密かつ劇的な展開、これらが織りなし奏でる鋼鉄サウンドは立ち向かうもの全てをなぎ倒す。
失神ものだ
最近のライブ映像を見る限りでは威圧的な迫力がさっぱり消え、アンプにうなだれて歌っていたので少々不安でしたが、
前述のとおり今回のライブは(ほぼ)絶好調。全身全霊の絶叫で会場を揺らしていました。
間違いなく、ロブ・ハルフォードは最強のヴォーカリストだ
アンコール(といっても3分くらいで出てきた)では正面からハーレーをブルンブルンといわせながら現れるロブ・ハルフォード
もはや恒例のパフォーマンスだが、生で見ると興奮してしまう。
そのまま始まったのが「Hell Bent For Leather」
どこか危険な香りが漂いつつも、終始ワイルドで男らしい一曲
タッピングを駆使したギターソロにスピード感あるリフなど見どころいっぱい
しかし、彼らは何故こうもシンプルかつ格好いい曲が作れるのか
僕等の場合格好よくしようとすると、どうしてもあれもこれもと余計なものを入れたくなる傾向に陥る
彼らのセンスと才能に脱帽だ
この曲も短いので、あっという間終わってしまった
「The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown) 」はそれまでとはうって変わって力の抜けた感じが印象的
余りに好きではないが、こういう曲があるからこそ、彼等の懐の深さを感じる
終了後に、ロブ・ハルフォードがひとり残る。
ロブ「イエーエィ!」我々「イエーエィ!」
ロブ「エーエーイェエ!」我々「エーエーイェエ!」」
ロブ「オーイェーーァ!」我々「オーイェーーァ!」
ロブ「イエーエエイエイエーエーエーィ!」我々「イエーエエイエイエーエーエーィ!」
ロブ「イーヤァ!」
我々「イーヤァ!」
ロブ「センキュウオオサカ!!ファンタスティックヴォイス!アリガトォ!」
我々「ウオオオオオオオオオ!!!!」
文字だけだとなんか変だが、すさまじい声の掛け合いでした。
そして、さらに力の抜けたラストナンバー「You've Got Another Thing Coming」に突入
アメリカンロックンロールで適度にポップな曲だが、きちんとヘヴィメタルの要素(中間部分は何気にドラマチックだ)も含まれていて割と好印象の曲
途中から始まるロブと我々との声の掛け合いも楽しい
ライブのラストとしては緊張感は欠けるが、最後だからこそこういったユルユルした雰囲気も合う。
和やかな雰囲気にてこの楽曲も終わり、メンバー全員が前に出てきて(ドラムのスコットが初めて見えた)謝礼を述べた後、こうして悲願の「JUDAS PRIEST」大阪公演が幕を閉じた。
全体的に会場の音が非常に良かったこともあり(以前同じ会場にて伺ったTOTO/Boz Scaggs公演もよかった。)素晴らしいアーティストの素晴らしきショウを素晴らしい音で体感出来た事が本当に感激ものだった。
今回のツアーは結構レアな選曲が多かったので貴重な体験をしましたが、やはり初めてなんで「VICTIM OF CHANGES」や「BEYOND THE REALMS OF DEATH」、「THE RIPPER」等と言った彼等のクラシックなナンバーをもっとたくさん来きたかったなというのはありました。
12前回は代表曲万歳だったからかな…なんで前回行かなかっただろうとまた後悔してきた…
だからこそ!そうでなくとも!何度でも会いたい!何度でも共鳴したい!!
その思いは強まる一方です。
またあおう鋼鉄神
追記
2009年ラウドパークにて再来日を果たしました
なんと今回は小細工一切なしでヘヴィメタルの基本中の基本と呼ばれた名盤「BRITISH STEEL」を最初から最後まで演奏するというものだ
それに、「VICTIM OF CHANGES」や「THE RIPPER」、さらにハーレーにまたがって通常なら「Hell Bent For Leather」を披露するが、なんと超名曲の「FREEWHEEL BURNING」を披露したとの事
YouTubeでの盗撮映像でライブのオープニングをチラッと見ましたが、これが凄まじ過ぎる。画質も音も余り良くないものだったが、かなりテンションが上がってしまいました。
同時に、結構後悔しました
まさに歴史に残る特別なツアー(後に撮影したものをdvdにて発売するらしいので、それに期待)なので悔しかったです。
次行ける時ははその悔しさを忘れさせるくらいの素晴らしいライブであってほしいな…
あっ、勿論ここに記したライブも素晴らしかったですよ!
誤解のないようにね
以上
「JUDAS PRIEST」への愛を込めて、ライブレポート終了
お疲れ様でした
set list
01:Intro: Dawn of Creation
02:Prophecy
03:Metal Gods
04:Eat Me Alive
05:Between the Hammer And The Anvil
06:Devil's Child
07:Breaking the Law
08:Hell Patrol
09:Death
10:Dissident Aggressor
11:Angel
12:The Hellion / Electric Eye
13:Rock Hard, Ride Free
14:Sinner
15:Painkiller
…………………
16:Hell Bent For Leather
17:The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown)
18:You've Got Another Thing Coming
入院中は携帯でしか書き込みできなかったからパソコンからはどうなってるのかなと思ってチラッと見てみたのですが…
なんか…見づらいな…
話はさておき、以前、「JUDAS PRIEST」のライブレポートを記しました
こないだ久しぶりに見返したのですが……
とにかく
恥ずかしい
こんなにも陳腐だったのか、昔の俺の文章能力はと、恥ずかしい気持ちと悔しい気持ちでいっぱいになりました
こんなんでJUDAS PRIESTのライブを語っていたなんて、恥ずかしい通り過ぎて謝るしかありません
ということで、今回「JUDAS PRIEST」のライブレポートを書き直しました
まだまだチンケな文章だとは思いますが、時間をかけて自分の納得できる文章が書けたので、再度ご覧頂ければ幸いです
では、参ります
ヘヴィメタル・シーンの中核を成し、(彼らの楽曲のタイトルを基に)”METAL GODS”と呼ばれるほどの存在である「JUDAS PRIEST」の大阪公演へ参戦した
前回の広島公演は行けず、後悔の夜をいくつ過ごしただろうか・・・・やっと、雪辱を果たす時がきました。
しかし今回の日本ツアーに広島はなく、祝日も東京のみ。
そんな社会人の俺がとった手段はただ一つ・・・有給
社会人ってこういった所が素敵ね(勿論いつでも取れるわけはないのだが)
そして来るべき(2008年)9月26日金曜日
たまった仕事をピョンピョンで終え、有給を無事にとれた俺は広島から大阪フェスティバルホールへ挑んだ。
会場に見えるは、おっさん、おっさん、おばはん、おっさん、おっさん、若者、おっさん、おばさん、おっさん、おっさんの割合。
そして誰もが着るはメタルの制服とも言える、メタルバンドの黒シャツ。(メタルバンドのライブでは普段着で行くと逆に浮くので注意)
なかには今やほぼ絶滅奇種のデニム・ワッペン・アンド・レザーの方(文字だけじゃよくわからん人はググってね)や
ヴォーカルのロブ・ハルフォードのコスプレまで、気合いの入った野郎どもばかり。
もう俺は君たち全員とお友達になりたいくらいだ
グッズは、最新アルバム「Nostradamus」をイメージしたものや、過去の名作アルバムをイメージしたものなど、割と充実してました。(もうちょっとツアー日程のあるものが多くあってほしかったが…)
俺の席は前から三列目(!!!)のド右端
どでかいアンプがドーンと突っ立ってるので邪魔にならないかなと不安に思いながらも、開演は着実に近づく
自然に、緊張する。
自分もバンドとして何度かステージに上がった事はあるが、その時よりも緊張してしまう
そして
暗転
幕が外れ、現れるは最新アルバム「Nostradamus」をイメージした豪華セット。
流れるSEは最新アルバムから「Dawn of Creation 」。
そして
Drumsのスコット・トラヴィスが現れ、周りは大歓声がつつむが・・・
案の定
アンプが邪魔で全く見えない。
泣きそうになった俺を励ましてくれたのはベースのイアン・ヒルに、K.K.ダウニングとグレン・ティプトンのバンドの柱とも言える鉄壁ツインギターコンビの登場
俺も遅れて盛り上がる。
生ける伝説を生で見れている事を実感。そして、とうとう最新アルバムから一曲目の 「Prophecy」が流れ始めると…
降臨
”METAL GOD”
Rob Halford(ロブ・ハルフォード )
彼(ら)がステージセットの上の段から煙と共に現れた瞬間、彼(ら)が何故”METAL GOD(S)”と呼ばれるかがわかったような気がした。
衣装も(真っ黒い着物のみたいな感じなのに)どこか神々しく感じる
例えるならメタル界の教祖様だ(魔法使いのような杖も持ってた)
凄まじきオーラに圧倒され、おもわず「おぉぉ」と唸ってしまった
心拍数は既にピークだ
しかし、それよりも彼のヴォーカルの強力な存在感もはやひれ伏すしかないほどのド迫力だ。(前回の日本ツアーはDVDをみる限り不調だったが、今回はかなり調子がいいみたいだ)
出てきて直ぐに「アイアムァダァークネェェエエエエス!」なんて叫んだものだから余計にそう感じたのかもしれない
とにかく凄まじかった。
そのまま2曲目「METAL GODS」(文字通りの名曲)に移る
パッと聴いただけだと派手さやインパクトのないシンプルな楽曲に感じるが、何故かこう、神々しさや威厳を感じずにはいられない不思議な曲だ
重々しいリフが会場を支配する
なんと心地よいのだろう
ヘヴィメタルこそ、俺の在るべき居場所だ
K.Kとグレンがギターを武器に我々をあおりに煽る。
なんて罪な野郎共だ、煽らなくても充分に興奮しているというのに
そしてロブ・ハルフォードはまるで機械のようにドスン、ドスンと行進し我々を魅了する。
鳥肌が立ちっぱなしだ。
興奮に包まれた後は「Eat Me Alive」となかなかレアな選曲を披露
ロブはバンダナを被って登場。妙に似合っててかっこいい。
しかもサングラスを外し、タレ目で(スヌーピーに似てる)お茶目なしぐさをしでかすロブは妙にかわいい。
二面性恐るべしである。
個人的に大好きな「Between the Hammer And The Anvil」ではツインギターリフ ・ツインギターソロ等と言ったシンプルに見えて中々凝った展開(歌メロなんか客観的に聴いたらどう考えても単調なのにここまでかっこよく聴こえるのは何故だろう?)が気持ちいい。何処までもソリッドでシャープ、余計なもの全てを絞り取った体脂肪ゼロのメタリックアンセムだ。この曲は彼らの代表曲に埋もれがちだが、彼らさしさを出しつつ若いファンにもアピールできるような新たな魅力も詰まっている
というか、彼らの楽曲に時代など関係ない
良いものはいつ聴いても良い、時代が変わろうとも彼らの素晴らしさは永遠だ
アーティストとして時代を超越する力の持った作品を作る事は誇らしい事だ
この曲を肌で感じながら、そう感じた次第だ
歌詞も良い。「Storm warning But there's no fear」(嵐がやってくる、しかし恐れることはない)
そう、METAL GODSがいる限り、俺たちに”ヘヴィ・メタル・マニアックス”(ロブが我々を指してこう呼んでくれた)恐れるものは何もないのだ。
続く「Devil's Child」はリフの生み出すグルーヴ感が面白かった
ライブ映えする曲である
そして、ロブ・ハルフォードは言う。
「Breaking The WHAT!????」
我々は待ってましたと言わんばかりに叫ぶ
「LOOOOOOOOOOW!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう、俺がJUDAS PRIESTに陶酔するきっかけとなった「Breaking the Law 」が幕を開けた。
ギターソロの無い非常にシンプルでわかりやすい曲なのだが、だからこそ俺がJUDAS PRIESTの全楽曲これが一番だと思えるのかも知れない
やみつきになるのだ
最近、ギターソロのないニューメタル(Slipknot等)が流行っている。俺もニューメタルは嫌いじゃないが、どうしてもニューメタルのファンは「ギターソロは古い」とか「ダサい」と言う考え(自分がギターソロが弾けない実力しかない事を正当化しているようにしか見えない)に陥りがちだ。またその逆も然りである。
はっきり言えばギターソロは楽曲を引き立てる「手段」の一つに過ぎないのだ。 スリリングなギターソロによって楽曲が魅力的になるのも確かである。「Breaking the Law 」はその逆で、元々ギターソロのあった曲らしいが、無くしてみると更にクールに仕上ったと言う
ギターソロが有ろうが無かろうが、結果として素晴らしい楽曲が出来上がりさえすればそれで良いと俺は思う
この楽曲に秘められたシンプルかつ癖になる最高のリフに、サビでは「Breaking the Law!!Breaking the Law!!!」と皆で力強く叫ぶ
もともと短い曲だが、更に短く感じたのは紛れもない至福の瞬間だったからだろう
盛り上がりもこの曲だけは半端なかった。
続く「Hell Patrol」ではイントロのドラミングに痺れる。スコット・トラヴィスの見せ場である(殆ど見えなかったけど)
勇壮な曲調に乗せて
コンパクトかつ劇的に組み立てられた構成は見事だ
徐々に盛り上がりを見せる歌メロも良い
最新アルバムからの「Death 」ではまるで皇帝のように椅子に座りながらステージ前方からロブが突如現る
CDで聴いててあまりピンとこなかった曲だが、やはりライブは別物というか、構成の面白さに圧倒される。
続く「Angel」もそうだった。切ないメロディーが涙腺を誘う・・・・(ライブだと涙もろくなってしまうのは何故…)
因みにその逆は「Dissident Aggressor 」で、この曲はサビのハイトーン部分が変態的要素を増加させていて素晴らしいのだが、年のせいかほとんどをきちんと歌えていなかったので、(もともと大好きな分)少々がっかりでした。
しかしその後は「JUDAS PRIEST」が全世界を制覇した「The Hellion /Electric Eye」が放たれた
「The Hellion」部分はこれこそまさにメタルの様式美といわれるものの極致ではないのだろうか。生で体感してその思いは強くなった
そして勢いよく繰り出す「Electric Eye」の金属的なギターフレーズやギターリフに思わず頭が反応する
「JUDAS PRIEST」なりのヘヴィメタルの在り方を遺憾なく見せつけた楽曲である
この曲はCDを聞くたびに鳥肌ものでしたが、生で体感した時のこの快感はなにものにも代え難いものだ(あえて例えるなら○慰終了後の感覚)
The Hellion部分がテープだろうが関係ないです。流れた瞬間、発狂してしまいました(まわりの人ごめんなさい)。メタルといえばこの曲。
「Rock Hard, Ride Free」ではイントロのミステリアスな雰囲気かつ美麗なギターフレーズに加え、交互に繰り広げる歌メロとギターリフ、そしてツインリードのユニゾンがどこまでもメロディアスで素晴らしい
思わず拳を突き上げたくなるサビの高音部分は、やはりやや失速するも彼らのファンで良かったと心から実感出来る程の優れた楽曲だと改めて実感した
続くは空耳でお馴染みの「Sinner」
全体的にハード・プログレ的な展開なのだが、メタルを感じさせる格好いいギターフレーズも次々と出てくる。
ツインギターソロは短いがインパクト絶大だ。
そして(見えないが確かに聞こえる)耳馴染んだあのドラムフレーズでスコット・トラヴィスがあおりに煽りまくる。
始まるはJUDAS PREASTの代表曲「Painkiller 」だ
変形ギターソロ、超絶ハイトーン、緻密かつ劇的な展開、これらが織りなし奏でる鋼鉄サウンドは立ち向かうもの全てをなぎ倒す。
失神ものだ
最近のライブ映像を見る限りでは威圧的な迫力がさっぱり消え、アンプにうなだれて歌っていたので少々不安でしたが、
前述のとおり今回のライブは(ほぼ)絶好調。全身全霊の絶叫で会場を揺らしていました。
間違いなく、ロブ・ハルフォードは最強のヴォーカリストだ
アンコール(といっても3分くらいで出てきた)では正面からハーレーをブルンブルンといわせながら現れるロブ・ハルフォード
もはや恒例のパフォーマンスだが、生で見ると興奮してしまう。
そのまま始まったのが「Hell Bent For Leather」
どこか危険な香りが漂いつつも、終始ワイルドで男らしい一曲
タッピングを駆使したギターソロにスピード感あるリフなど見どころいっぱい
しかし、彼らは何故こうもシンプルかつ格好いい曲が作れるのか
僕等の場合格好よくしようとすると、どうしてもあれもこれもと余計なものを入れたくなる傾向に陥る
彼らのセンスと才能に脱帽だ
この曲も短いので、あっという間終わってしまった
「The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown) 」はそれまでとはうって変わって力の抜けた感じが印象的
余りに好きではないが、こういう曲があるからこそ、彼等の懐の深さを感じる
終了後に、ロブ・ハルフォードがひとり残る。
ロブ「イエーエィ!」我々「イエーエィ!」
ロブ「エーエーイェエ!」我々「エーエーイェエ!」」
ロブ「オーイェーーァ!」我々「オーイェーーァ!」
ロブ「イエーエエイエイエーエーエーィ!」我々「イエーエエイエイエーエーエーィ!」
ロブ「イーヤァ!」
我々「イーヤァ!」
ロブ「センキュウオオサカ!!ファンタスティックヴォイス!アリガトォ!」
我々「ウオオオオオオオオオ!!!!」
文字だけだとなんか変だが、すさまじい声の掛け合いでした。
そして、さらに力の抜けたラストナンバー「You've Got Another Thing Coming」に突入
アメリカンロックンロールで適度にポップな曲だが、きちんとヘヴィメタルの要素(中間部分は何気にドラマチックだ)も含まれていて割と好印象の曲
途中から始まるロブと我々との声の掛け合いも楽しい
ライブのラストとしては緊張感は欠けるが、最後だからこそこういったユルユルした雰囲気も合う。
和やかな雰囲気にてこの楽曲も終わり、メンバー全員が前に出てきて(ドラムのスコットが初めて見えた)謝礼を述べた後、こうして悲願の「JUDAS PRIEST」大阪公演が幕を閉じた。
全体的に会場の音が非常に良かったこともあり(以前同じ会場にて伺ったTOTO/Boz Scaggs公演もよかった。)素晴らしいアーティストの素晴らしきショウを素晴らしい音で体感出来た事が本当に感激ものだった。
今回のツアーは結構レアな選曲が多かったので貴重な体験をしましたが、やはり初めてなんで「VICTIM OF CHANGES」や「BEYOND THE REALMS OF DEATH」、「THE RIPPER」等と言った彼等のクラシックなナンバーをもっとたくさん来きたかったなというのはありました。
12前回は代表曲万歳だったからかな…なんで前回行かなかっただろうとまた後悔してきた…
だからこそ!そうでなくとも!何度でも会いたい!何度でも共鳴したい!!
その思いは強まる一方です。
またあおう鋼鉄神
追記
2009年ラウドパークにて再来日を果たしました
なんと今回は小細工一切なしでヘヴィメタルの基本中の基本と呼ばれた名盤「BRITISH STEEL」を最初から最後まで演奏するというものだ
それに、「VICTIM OF CHANGES」や「THE RIPPER」、さらにハーレーにまたがって通常なら「Hell Bent For Leather」を披露するが、なんと超名曲の「FREEWHEEL BURNING」を披露したとの事
YouTubeでの盗撮映像でライブのオープニングをチラッと見ましたが、これが凄まじ過ぎる。画質も音も余り良くないものだったが、かなりテンションが上がってしまいました。
同時に、結構後悔しました
まさに歴史に残る特別なツアー(後に撮影したものをdvdにて発売するらしいので、それに期待)なので悔しかったです。
次行ける時ははその悔しさを忘れさせるくらいの素晴らしいライブであってほしいな…
あっ、勿論ここに記したライブも素晴らしかったですよ!
誤解のないようにね
以上
「JUDAS PRIEST」への愛を込めて、ライブレポート終了
お疲れ様でした
set list
01:Intro: Dawn of Creation
02:Prophecy
03:Metal Gods
04:Eat Me Alive
05:Between the Hammer And The Anvil
06:Devil's Child
07:Breaking the Law
08:Hell Patrol
09:Death
10:Dissident Aggressor
11:Angel
12:The Hellion / Electric Eye
13:Rock Hard, Ride Free
14:Sinner
15:Painkiller
…………………
16:Hell Bent For Leather
17:The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown)
18:You've Got Another Thing Coming







